オルリーからルルドへ

東京→パリ（Paris・フランス）→ルルド，鉄道でトゥールーズ(Toulouse)へ　２０１０年４月２５（日）〜２６日（月）

オルリー空港行きのバスを、シャルル・ドゴール空港で待つ。オルリー空港はこのとき以来のようだ。このときはソウル、アンカレッジ、シャルル・ドゴール、オルリー、カサブランカと移動したのだった。時代を感じた。 　オルリー空港へ向かう。東京でいえば中央環状のような道路を約1時間走る。妻は舟を漕いでいる。オルリー空港では若い女性が犬を連れていたが、その犬が構内で糞。それは縦になっている。銃を持つ女性兵士。日差しは強い。Canelé（カヌレ）を妻が買い、一口。 　オルリー空港はアフリカ諸国への入り口であるとともに、フランス南部行きの飛行機も飛び立っているようだ。フランスといえば犬の糞がつきものだが、空港の室内で、犬の糞が異様に縦に盛り上がっている光景を、いきなり見てしまったのだった。

ルルドへ向かう。空港から駅へはタクシー、駅で大荷物を預けるという算段。私の荷物は10キロ弱か？　前の飛行機でもらったオレンジジュースがチェックで引っかかり、荷物を開けられるが返してくれる。90グラムだから大丈夫なのかもしれないが、2個である。BritAirのCRJ70という機種で、72人乗り。 　建前でいえば、100グラム以上の液体は持込禁止のはず。でも、建前を律儀に実行するのは日本ぐらい？ 　空港を出て写真。カメラを出すときに予備の電池を落とすが、親切な人が拾ってくれる。助かった。 　荷物預かりを聞くと向かいのレストラン。そこに行くとさっきの運転手が。(i)で簡単な地図を貰う。

洞窟通り(Bd. de la Grotte)には土産物屋が多く、しかも単価が低いものが多い。 　カテドラルへ。洞窟に行こうとするが道を間違える。道行く人に聞いて戻る。洞窟（下）は結構小規模のもの。 　マサビエルの洞窟(Grotte de Massabiette)。14歳の少女、ベルナデット・スビルー(Bernadette Soubirous)に聖母マリアのお告げがあり、ここの湧き水によって病気が治癒するとか。壁に手を合わせる人々。

要塞(Château Fort)。ピレネー博物館(Musée Pyrénéen)がある。 　橋を渡ってベルナデットの生家へ。近くの喫茶店のようなところでアイス。 　ベルナデットの生家。そう大したことはない。 　再び土産物屋。　 　超能力者（？）ベルナデットを軸とする観光があるのだった。こんな伝説があるようだ。 　駅。列車遅延。妻が私の両親の借りているアパートに公衆電話からかけようとしたら、列車が入ってくる。線路上の通路を越えようとして駅員に止められ、地下通路をくぐって慌てて乗り込む。 　列車はすごいスピードで、最後は線路から浮き上がりそうになり、福知山線の事故を思い出す。 　遅れを取り戻そうとしてスピードを上げていた。トゥールーズまで約2時間。

トゥールーズ駅（右の写真）では、待ち合わせをしていた私の両親が待っている。 　宿へ連れていってもらい、地下鉄で2駅先のCapitalへ。食事は広場（右の写真）のレストラン。羊を頼むが失敗。地下鉄で戻る。 　市庁舎(La Captiole)。かなり立派。 　　この光景を見て、翌日、このサン・セルナン・バジリカ聖堂(Basilique St-Sernin)に行こうと思った。 　会社の携帯メールは問題なく見ることができ、急ぎの1件だけ返信。そして寝る。夜中に返信の返信が入る。 　こんなところまで来て仕事の質問に応えてしまったら、日本の朝方だったのだろう。お礼の携帯メールが届いたのだった。

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