元旦の洗礼

パラウ(Palau)、車でサンタ・テレーザ・ガッルーラ(Santa Teresa Gallura)へ、船でボニファシオ(Bonifacio)へ　2019年1月1日（火）

日記より 　今思えば 　起きて身支度等した後、港方面へ散歩。その後、昨日のバス停も確認し、サンタ・テレーザ・ガッルーラ行きに備える。 　元旦の日の出をパラウの港から見たのだが、その後、思いがけない試練が待ち受けていたのだった。 　宿に戻ると、車で港のチケット売場まで連れて行ってくれ、そこで本日のサンタテレーザガッルーラ行きのバスはないと言われる。 　宿泊2人組は、翌日5時のバスでその後船でコルシカ、そこから車でバスティアへ移動するとか。 　元旦はどうしようもない日のようだ。 　宿はB&B Il Campoというところ。 　元旦とメーデーは舐めてはいけないようである。要するに公共交通機関が動かない可能性が高いということだ。　 　結局、宿のおばさんがサンタ・テレーザ・ガッルーラの港まで車で送ってくれることに。 　宿のWi-Fiでボニファシオの宿を予約する。 　10時45分発。途中、ウインドサーフィンのメッカへ（右）。ドイツ人。スイス人が多く、キャンプを張るので街にお金を落としてくれないとか。 　このおばさんはオーストラリア人で、日本で70年代に伊東で働いていたそうで、イタリア人と結婚して10年前からパラウへ。息子はイタリア・オーストラリア二重国籍で、オルビアにあるロシアの富豪のために年間数か月働いているとのこと。 　まだシーズンインしていないそうで、帆をみることはできなかった。 　サンタ・テレーザ・ガッルーラへ。ガソリン代と思い、お礼に10ユーロを出すのだが、受け取ろうとしない。 　ひたすら。感謝・感謝なのであった。 　ところで、ここはなかなか風光明媚なところなのであった。 　船のチケットは、予約画面のスマホのキャプチャを見せて入船。予約番号以外はローマ字中心で、読む気すらしないようだ。 　Mobylinesの船。元旦も含めて、冬でも1日1便程度の船があるようだ。 　船上からサルデーニャを臨む。ヌラーゲにしては形が整いすぎているような。国境ではスマホすら作動せず、超えた実感は全くないのであった。

船は50分ほどで到着。強風でもない。ホテルはまあすぐに見つかるが、チェックイン時間が約90分後、3時半。コーヒーはタダ、食事は隣と言われるが食べず。 　荷物を預けて観光。高台へ。ともかくすべてに圧倒される。旧市街はほぼ無人。改装中。 　絶壁の上の街。衝撃の美しさ。我々を乗せていた船はサルデーニャに戻っていく。　高台に上る観光客は数組いたが、オフシーズンのためか、旧市街はがらんとしていた。 　今回の旅、特にコルシカ島では、「サルデーニャ島とコルシカ島、２つの夏休み。」旅2009年7月20日号（新潮社）が役に立った。妻がメルカリで手に入れたもの。 　4時過ぎに宿に戻り、チェックイン。アジャクシオのホテルとバスティアからパリ行きの飛行機をネット予約する。食事は近くの店を紹介されるが6時頃まで出ないとかで、部屋に戻る。 　宿はL'Escaleというところ。女主人は英語を話さないが、いい感じの部屋。Wifiつき。朝以降は何も食べてなかったので、残っていたパンやクッキーで糊口をしのいだ。元旦は交通機関だけでなく、レストランもまともには機能しないのであった。 　7時前に行ってハンバーガー、シーザーサラダ、ワイン500mlの食事。ドライトマト入りのハンバーガーとコルシカワインは美味。8時頃、店も満員となる頃に宿に戻る。 　食事はCafe la Place。リンクでは評判が高いけれど、まあハンバーガーである。このCasanovaというワインは島内でよく見かけたのだが、日本で買う方法をご存知の方は教えてください。

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