| となりのチリ人はよくしゃべる。このバスはバルディビア経由だそうだ。少し遠回りだ。日本人だと言うと、こちらからは何も言わないのに（これ、ホント）、サッカーの話になり、2002年は韓国は4位なのに日本はベスト16だとか、レアルマドリーのベッカムに点を取られ、日本のサッカーは弱いと言われる。。FC東京とレアルマドリーとの試合をテレビで見たらしい。半信半疑だったが、ベッカムと言っていたし、間違いないだろう。。 |
偶然隣に座ったのだが、何かヘンな奴だなあと思っていた。でも、こっちも開催国だから出場できたとはいえ、予選落ちした国の人にああだこうだ言われたくない。 |
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彼は木材の会社に勤めており、日本にも輸出あり、自転車旅行の日本人を泊めたこともあるとのこと。住んでいるのはチジャンの近くとのことである。
結局彼はバルディビアで降りて行く。 |
という訳で、かなり親日というか知日というか、日本人と縁がある、そういう人なのであったのであろう。それにしても、テレビとはいえＦＣ東京とレアルマドリーの試合を見たチリ人に、ＦＣ東京の一サポーターが、チリの片田舎で会うというのは、かなりのレアケースなのではないだろうか？ |
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| バルディビアから湿地帯（写真）と山道を抜けた後、片側2車線のもとのハイウェイに戻ってくる。 |
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| 映画が上映される。まずはジャッキー・チェンの飛行機で見たことあるやつ。次は「漂流もの」。ボールに顔を書いて「ウイルソーン」と名づけて叫ぶやつ。 |
最初の映画は「タキシード」というやつで、こんな感じのもの。吹き替えで、ジャッキー・チェンがスペイン語で話すのには笑った。次のは「キャスト・アウェイ」というのでこんな感じだった。
映画を見なくなって久しいが、旅の飛行機やバスで偶然見る映画というのも、印象深いときもある。キャスト・アウェイには、旅が進み、孤独になりつつある自分の姿が重なりかけたのかもしれない。
ネットがあるから、いい加減なメモから作品名や評論を探すことができ、便利になったものだと思う。 |
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| オソルノ(Osorno)を過ぎると「チリ富士」ことオソルノ山が見えてくる。20枚ぐらいを撮影する。確認もでき、「失敗作」は消せばいいのがデジタルカメラのいいところ。でも、車窓からの風景ということもあり、こんな程度のものしか無い。 |
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ちなみに、オソルノ、プエルト・モン間のバスには前回、02年にも乗っていて、そのときも写真を撮りまくっていた。
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バスがプエルト・モンのターミナルに着いたのは18:00過ぎである。キックオフは20:00。場所も分らないので急がないといけない。セントロ行きのコレクティーボはすぐに見つかる。前回泊まった海沿いのホテルBurgは跡形もなく、Gamboaにする。スーパーでサンドイッチを探すが、結局はドーナツ。
セントロを歩いているとEstadioと書いてあるバス。聞くと、スタジアムに行くというので、そこでの試合の有無も聞かないまま乗り込む。アンヘルモのところを上って10分ほど。照明が点いている。 |
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